【書評・要約】『超雑談力』ー雑談が苦手な人が雑談力を上げるテクニック

雑談って苦手だな~
皆さん雑談は好きですか?
私はあまり得意ではありません。
上司と帰り道での会話や、初対面の人との会話はいつも表面的で、むしろ距離が遠のいていく感じがします。
雑談が得意な人がうらやましい限りです。
そんな私も、本書『超雑談力』を読み、これまでの雑談がなぜ空回りしていたのか知ることができました。
雑談は、生まれつきの得意、不得意ではありません。
雑談が苦手な人は、雑談の方法が分かっていないだけです。
「雑談は苦手」「誰とでも話せるようになりたい」
そんな方は、ご参考ください!
目次
『超雑談力』から学べること
本書は、基本的に最初から最後まで、実践的な会話方法の指南です。
雑談の場面ごとの2択の選択肢から、正しい雑談の方法を学ぶことができます。
全部読む必要はなく、気になる場面の項目だけ読んでも良いかもしれません。
『超雑談力』の内容
著者は、五百田達成(いおたたつなり)さんです。
編集者、広告プランナー、心理カウンセラーの経験を経て、現在コミュニケーションアドバイザーとして、本の執筆から講演まで幅広く活躍されています。
本書は、コミュニケーションアドバイザーとして、これまで蓄積したノウハウを詰め込んだ1冊です!
雑談と普通の会話
多くの人は、雑談は会話の1つとして考えているかと思います。
しかし、著者は、雑談は普通の会話とは異なると述べています。
それでは普通の会話とは何でしょうか。
雑談はどっちも少し違う気がする
実は雑談は、この2つには分類できません。
雑談とは、「微妙な間柄の人と、適当に話をしながら、なんとなく仲良くなる」という、とても繊細な会話の方式です。
『超雑談力』本文より抜粋
これまで、雑談を盛り上げるのは、普通の話を盛り上げるのと同じだと、考えていませんでしたか?
実は、雑談は特殊な会話であり、普通の会話とは方法が違います。
よって、雑談に適した方法論さえ、掴んでしまえば雑談を盛り上げることができるのです。
雑談力を上げるための基本

まず、どんな場面でも応用できる雑談の基本ルール7つが紹介されています。
皆さんも勘違いしていないか、ご自身の雑談スタイルを今一度見直してみてください。
ただ会話のラリーを続ける
雑談は、頑張って面白い話をする必要はありません。
面白い話しないと盛り上がらないんじゃない?
雑談の目的は、「人間関係の構築」です。
会話の目的はお互いの警戒心を解くことです。
その為に必要なのは、話の内容ではなくとにかく続けることです。
気持ちをやりとりする
雑談では、情報交換をするのではなく、気持ちのやりとりをする必要があります。
自分が知っている情報を教えても、会話の広がりは見込めません。
それよりもお互いが思ったことは伝え合い共感することで、距離が縮まります。
エピソードや経験談を話す
雑談でよくあるのは、時事ネタやニュースの話題です。
しかし、それこそ表面的な話題で終わってしまうことが多いです。
正しいのは、「自分自身のエピソードや体験談を話す」ことです。
自分が体験したことであれば、そこから感じた気持ちまで話を広げやすくなるでしょう。
肯定して共感する
雑談で相手の話を受ける際に重要なのは、上記の3つを満たすように話してもらうことです。
よって、相手の発言を否定し、アドバイスなどをするのは、基本的に避けるべきです。
肯定していくことで、相手は自分の気持ちを話してくれます。
逆につい否定してしまうと、相手は話してくれなくなり、会話のラリーが続かないでしょう。
大きなリアクションで一緒に楽しむ
皆さんは、質問、あいづちなどで、話を引き出そうと努力していませんか?
相手に気持ち良く話してもらいたいじゃん!
もちろん、何も考えず自然とできるのであれば良いかもしれません。
しかし、多くの人にとって、そういう気遣いは逆に様々なことを考えてしまい、会話がぎこちなくなります。
ずれた質問をしたり、不自然なあいづちをしたりしてしまっては、会話はスムーズになりません。
むしろ、聞く際に役立つのは、手をたたく、表情を変える、笑うなどのリアクションをすることです。
言葉ではなく、リアクションも自分の気持ちを伝えることができるコミュニケーションの手段です。
「自分に近い話題」に引き戻す
会話が途切れる際は、会話のペースを落とす必要があります。
その為には、次々と別の話題を持ち出すよりも、自分の話題を話すことが有効です。
沈黙があるのは、話題が自分たちと関係ない、「遠い」話だからです。
「自分の身近なエピソードと気持ちを話す」ことで、「近い」話題に戻すことができます。
ほどよいところで切り上げる
逆に雑談が思ったより盛り上がり、長く続くこともあります。
その場合に意識するのは、ほどよく終わらせることです。
雑談は、あくまで最初の第一歩の関係構築に過ぎません。
それ以上になってしまう場合は、ほどよく切り上げましょう。
これまでの紹介した雑談の基本、上記6つの逆の行動をすれば、うまく切り上げることができます。
雑談が上手い人の状況別対応法
本書に紹介されている雑談の基本ルールについてお伝えしてきました。
本書では、初対面、知人・飲み会、職場・ビジネスという場面ごとに、実践的テクニックが紹介されています。
その中でも、特に気になった項目を紹介します。
初対面の人との雑談

初対面の人との雑談は、非常に難しいと思います。
相手がどんな人かもわからず、話題も探りにくいでしょう。
そもそも、人によっては、初対面の人と会う機会がほとんどないかもしれません。
場数が少なければ少ないほど、いざ会う時に緊張してしまうことでしょう。
そんな初対面の人と会う際に有効な方法を紹介します。
名前の由来を尋ねる
初対面の人とまず名前を言い合いますよね。
その後、少し珍しい苗字だと、知人にも同じ苗字の人がいるとか、家族の名前と一緒であるとかそんな話になるかもしれません。
しかし、その会話はほとんど続きません。
確かに、「だから何?」ってなるよね、、、
そんな時は、苗字や名前の由来を聞いてみましょう。
そうすると、両親が名付けてくれた経緯や、出身地などの話題になります。
話題が広がる可能性を秘めた質問です。
共通の興味を探す
初対面だと、共通の知人を最初に探してしまうかもしれません。
私も大学時代、よく共通の知人を話題に出していました。
例えば、同じ大学の初対面の人に
「経済学部なの?佐藤さん知っているよ!」
「佐藤さん知らないな、、、」
「あとは鈴木君もサークル同じだよ」
「誰だろう、経済学部人多いからさ」
「そうか~。・・・・」
こんなやり取りがあった覚えがあります。
これはきつい、、、
共通の知人探しは、一見盛り上がりそうですが、意外と難しいです。
共通の知人ではなく、共通の興味を探しましょう。
共通の興味がなくても、相手の興味を聞くことで、話を続けることができます。
職場・ビジネスにおける雑談

職場やビジネスにおける会話は、他の雑談よりも一層、関係構築の重要性が高くなります。
プライベートであれば、雑談が盛り上がらなかったからといって、尾を引くことは少ないでしょう。
しかし、職場・ビジネスにおいては、お互い印象が悪くても、継続的に付き合っていく必要がある場合が多いです。
そんな時の雑談はどのようにすればいいのでしょうか。
上下関係を意識した雑談
上司や取引先との雑談は、特に盛り上がりたいものです。
仲良くなろうとして、友人関係的な話し方を目指す人は多いかもしれません。
しかし、それは間違っているようです。
必要なのは、「相手からものを教わる」というスタンスです。
業務の話では上下関係を意識していても、雑談になった瞬間に、対等な対話だと考えると実はうまくいきません。
これらのワードによって、相手が上で自分が下というスタンスが確立できます。
是非使ってみてください!
仕事帰りや車内での雑談
仕事帰り、上司と会ってしまい同じ電車に乗る、同じ営業車で上司と営業先に向かう時など、気まずい空気になることはよくあります。
そういう時こそ盛り上がる話題があればな~
そんな時は、目に入る街並みの話をしてみましょう。
本書では、タクシーでの会話を例に出していますが、これは通勤帰りの駅までの歩きや電車内でも使えます。
具体的には駅のお店のことや、車窓から見える風景・地域の話です。
それをきっかけに、上司が「昔はこの辺はもっと人通りが多かった」とか「このお店でよく飲んだものだ」などと話をしてくれるでしょう。
景色は次々と変わっていくので、話題が尽きることもありません!
まとめ
役に立つテクニックは見つかったでしょうか?
すぐにできることばかりなので、今日から実践してみてください。
実際に雑談する時は、今日はこれとこれを意識しようと決めた方がいいかもしれません。
テクニックはたくさんありますが、あれもこれもでは、思考が多すぎて逆に沈黙してしまいます。
1つずつ徐々に試していきましょう。
本書には今回紹介しきれなかったテクニックがまだまだたくさん載っています!
是非読んでみてください。
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