【誰でもできる速読】本を速く読みたい人が意識すべきこと5選

もっと本を速く読めるようになりたいな~

誰しもが、もっと速く本を読めるようになりたいと思ったことがあるのではないでしょうか。

 ✔ 読むのが遅くて、1冊読み切れない
 ✔ 読みたい本はたくさんあるのに時間がない
 ✔ 時間がかかりそうで、分厚い本に挑む気が起きない

などなど、「もっと速く本を読むことができれば、、」と思う機会は多いのではないでしょうか。

私自身も、たくさんの本を読みたいと思い、速読の本を何冊も読んでみました。

それらの本を読んでみて感じたのは、細かいテクニックは、人を選ぶ方法が多いということです。

なぜなら、ある程度本を読むことに慣れている人を前提としているからです。

しかし、一方で、どの速読法でもベースとなる考え方は似ています。

そのベースとなる考え方を、誰しもが意識することで、本を読むスピードを上げることができると感じました。

私は、特定の速読方法に傾倒することなく、そのベースとなる考え方を踏まえて、読書スピードを上げてきました。

本の内容によっても差は出ますが、一般的な書籍であれば、1時間で読み切れるようになりました。

今回は、そんな私の経験に基づいた、誰でも今日から本を読むのが速くなる方法を紹介します!

速読のメリット

でも別に速く読めばいいってもんでもないよね?

もちろん、読むのが速ければ速いほどいいというわけではありません。

しかし、読むのが速いことによるメリットは確かに存在します。

📝本を読むのが速いことのメリット ✔ たくさんの本が読める
 ✔ 余った時間を他のことをする時間に回せる
 ✔ 分厚い本でも気後れせず、手を出せる
 ✔ 1冊を読了する期間が短くなるため、前半の内容も忘れにくい
 ✔ 短期間で繰り返し読むことができる

本を速く読むことと、その理解度は反比例するイメージです。

しかし私は、速く読むことは、理解度にもプラスに働くと考えています。

例えば、1冊を3時間かけてじっくり読む場合と、1時間で3回読む場合、どちらがより本の内容を理解できるでしょうか。

いくら丁寧に読んでも、繰り返し読むことには適わないよね

また、速く読むことにより、本を短期間で一気に読めます。

本は、前半部分の内容を踏まえて、後半部分に著者の主張がなされる構成が多いでしょう。

そんな時前半を読んでから時間が経っていると、チンプンカンプンなまま後半を読むはめになります。

つまり、速さは理解度にもプラスになるのです!

💡POINT
速読は様々なメリットがあり、理解度にもプラスに働く

速く読むために意識すべきこと

ここからは、実際に私が試してきた速く読むための方法をお伝えします。

ちなみに今回は、1冊を15分で読み切るような、ハイレベルな速読を想定しているわけではありません。

あくまで、普通の人が本を読むスピードを2~3倍速くするための方法、考え方です。

1.時間を記録する

皆さんは、本を読むのにかかった時間を正確にはかったことがありますか?

何となくかかった時間は考えたことあるけど、正確にはないな~

読むスピードをアップしたいのであれば、本のページ数と時間を以下のように記録していきましょう。

2月10日 ○○(本の題名)320ページ 2時間31分

そして、現時点で自分が時間当たり何ページ読めるのかを把握しておきましょう。

そこがあなたのスタート地点です。

「今より速く読めるようになりたい」ではなく、「2時間かかる本を1時間半で読めるようになりたい」といったような具体的な目標を立てられるようになります。

そして、記録に残すようにすることで、より速く読むことを意識して、読書に集中するようになります。

また、少しずつ時間が短くなっていくのが可視化できるため、モチベーションにも繋がります。

💡POINT
本を読んだ時間を記録して可視化しよう !

2.心の中で音読しない

多くの人がやりがちなのが、文字を読む時に、「心の中で文字を読み上げてしまう」ことです。

これは多くの人が、無意識にやっていることです。

小学生の時に、「音読」を宿題として課さられていた人が多いことも理由の1つかもしれません。

心の中で音読した方が、理解度は上がりそうだけど?

確かに、「音読」は文章や単語を暗記する場合には有効です。

しかし、文章を覚えるのではなく、理解するだけであれば、「音読」は読むスピードを制限してしまうものでしかありません。

どう頑張っても文章を読み上げるスピードには限界があります。

読むスピードに限界を設けているというのは、重りをつけて、マラソンの記録に挑戦するようなものです。

まずは、心の中で文字を声にしないように意識しましょう!

重りを外したあなたの読むスピードは、どんどん速くなっていくでしょう!

💡POINT
「心の中で音読」は、読むスピードを下げている

3.目次を読む

目次はいつも読み飛ばしてるよ

そんな方も多いかもしません。

私も、本を買うか迷った時は目次を見ていましたが、読む前にじっくり見ることはしていませんでした。

しかし、目次を見ることで、著者の主張と話の流れを先に把握することができます。

ここで著者の主張を理解することの重要性をご説明します。

以下の文章を見て、次に続く内容を予想してみてください。

〇日本の国際競争力は既に低下している
世界人口は今後も増え続けることが予想されます。一方で日本は、世界の先進国の中でも、いち早く人口減少社会に突入しています。

この後に続くのはおそらく、人口減少社会のデメリットやその深刻さなどの日本にとってマイナスな情報であると予想できます。

一方で次の文章はどうでしょうか。

〇人口爆発の弊害
世界人口は今後も増え続けることが予想されます。一方で日本は、世界の先進国の中でも、いち早く人口減少社会に突入しています。

この後に続くのは、逆に人口減少が日本にとって、追い風であることを述べる内容ではないかと推測することができます。

一部分を切り取ると、同じ文章です。

しかし、著者の主張が異なると、それぞれ話の進む方向が全く違うことが予想されます。

このように、私たちは本を読む時、大筋に合わせて次の展開を予想しながら読んでいます。

しかし、著者の主張や話の流れを勘違いしていると、次に予想した展開とは違う文章が続き、内容が頭に入ってきません。

そうすると、読むのが遅くなってしまいます。

これを防ぐために、目次を見て著者の主張と大筋をしっかり理解してから読み始めましよう!

💡POINT
目次を必ず先に見よう!

4.文章をカタマリでとらえる

文章はできるだけ大きなカタマリで捉えるようにしましょう!

例えば、

「文章はできるだけかたまりで捉えるようにしましょう!」  ⇒「文章は」「できるだけ」「かたまりで」「捉えるように」「しましょう!」

よりも

「文章はできるだけかたまりで捉えるようにしましょう!」  ⇒「文章はできるだけかたまりで」「捉えるようにしましょう!」

のように文章を見た時に、より大きな単位でパッと理解した方が速く読めます。

これは、常に文章を読むときに意識していかなければ、上達することはありません。

これは徐々に慣れてくる方法のため、即効性はないかもしれません。

しかし、意識して上達させていけば、あなたの読書は今の何倍もスピードアップしていくことでしょう。

💡POINT
より大きなカタマリで文章を捉える意識を持とう!

5.いきなり難しい本に挑戦しない

本を読むのが速い人は、そのジャンルの基礎知識がしっかりある人です。

よって、あるジャンルについての本を読む場合は、簡単な本からまず読みましょう。

最近では、漫画になっていたり、図やイラストが多くなっていたりと、分かりやすい入門書が増えています。

でも、入門書から読んだら、読む分量増えないかな?

私も最初はできるだけ読む量を減らすため、いきなり細かい内容まで網羅された難しい本に挑戦しがちでした。

しかし、入門書を読み、次に難しい本に挑戦する方が、結果的に効率がいいことに気づきました。

理解できずじっくりと読み解く時間こそ、速く読むための最大の敵です。

1冊で済ませようとするのではなく、入門書⇒応用書の順番で2冊読みましょう!

💡POINT
難しい本を読みたければ、入門書を読むのが近道

まとめ

いかがでしたか?

💡POINTまとめ ✔ 速読は様々なメリットがあり、理解度にもプラスに働く
 ✔ 本を読んだ時間を記録して可視化しよう !
 ✔ 「心の中で音読」は、読むスピードを下げている
 ✔ 目次を必ず先に見よう!
 ✔ より大きなカタマリで文章を捉える意識を持とう!
 ✔ 難しい本を読みたければ、入門書を読むのが近道

これらの方法を1つずつ試してみましょう!

もちろん、本を速く読めることが正義ではありません。

じっくりと文学を味わうのも、読書の醍醐味です。

しかし、「速く読める=必ず速く読む」わけではありません。

じっくりと読む本、速く読む本を分けることによって、効率良く読書することができます。

また、読むのが遅いことによって、本を読む心理的ハードルが上がってしまうのは、非常にもったいないことです。

昨日より少しでも速くなれば、それだけで読書の可能性は広がることでしょう。

ちなみに、もっと速く読めるようになりたいと思った方は、速読の書籍で、テクニックを身につけることをおすすめします。

当ブログでは、速読法の1つとして、「瞬読」を紹介しています。

こちらも是非読んでみてください!

読書

Posted by 10年先も自分