【本の選び方】たくさんの本の中から後悔しない本を選ぶには?
読書を始めたいけど、どうやって本を選べばいいんだろう?
世の中にはたくさんの本が存在しています。
良書と呼ばれる本もあれば、読んでから時間の無駄だったと後悔するような本も中にはあります。
しかし、せっかく手に取ったならば、有意義な読書になるような本がいいですよね。
今回は、年間100冊以上の本を読んでいる私が、あなたにあった後悔しない本の選び方をご紹介します!
ぜひご参考ください!
目次
後悔しない本を選ぶために意識すべきこと
あなたは、本屋さんに行って本を手に取るとき、どんな選び方をしていますか?
とりあえず、話題書のコーナーから見るかな
表紙と目次を見て選ぶことが多いな~
もちろん人それぞれですから、色々な考え方があるかと思います。
そんな中で、私が自分にあった本を選ぶためには、以下の2つの軸が必要だと考えています。
極端な例ですが、どんなに良書とされている本を選んでみても、自分が知りたい内容、面白いと思わない内容であれば、その本はあなたにとってのいい本ではありません。
まず、自分が求めている本がどんなものなのかを明確にする必要があります。
一方で、どんなに自分が求めている内容であっても、その本自体が質の悪いものであっては時間の無駄になってしまうことでしょう。
その本がいわゆる良書かどうか見極める必要があります。
以上の2つが揃って始めて、あなたにとっての後悔しない本選びが可能になります。
ここからは、この2つの軸について見ていきましょう!
自分軸:自分が求める本は何か
まずは自分軸から考えていきましょう。
自分が求めている本を明確にする理由としては、多数ある本を中から、絞り込みをうまくかけれるようになるからです。
「ただ漫然と本屋を回って結局決まらない」ということを防ぐことができます。
考えるべきことは以下の3つです。
1つずつ一緒に考えてみましょう!
自分の悩みを解決してくれるか
何か困ったことや実現したいことがあって本を読む人は多いのではないでしょうか。
痩せたいからダイエットについての本を読みたい!
残業が多いから仕事効率化についての本を読もうかな~
私たちの抱えている問題を解決するにあたって、読書は非常に有効な手段です。
しかし、本当にその本に、自分の悩みや実現したいことに対する解決策が書かれているかどうかは必ず確認する必要があります。
例えば、お金持ちになるために資産運用を学びたいと思い、「お金持ちになるには」という本を手に取ったとします。
しかし、その本の内容がお金持ちになるための節約の方法を中心に紹介している本だとすれば、あなたが求めていた本ではないでしょう。
また、もし著者が外国の方で、その本が日本以外の国をバックグラウンドとして書かれているとしたら、置かれている立場が異なるため参考にならないかもしれません。
このように考えると、自分の求めている答えに対して、正確に答えを出してくれる本は実は少ないといえます。
それでは自分の悩みを真に解決してくれる本を探すにはどうすればいいのでしょうか?
確認するべきことは以下の2つです。
求めている解決手段を提供してくれるか
先ほどの例でいえば、「お金持ちになる」というゴール設定は一致していても、それを達成する手段が異なります。
しっかりと目次を確認し、自分が求めている解決手段が書かれていそうかどうか判断しましょう。
著者の立場
著者がどんな人が確認しましょう。
お金持ちになる方法を例にすると、元々ある程度の資産がある人が書いた本なのか、一から資産を作り上げた人が書いた本なのかで、内容は大きく異なるはずです。
できる限り自分の置かれた立場に似ている著者を探してみましょう。
その本を読む理由を明確にする
1冊の本を読むとき、あなたはその本を読む理由を考えたことはありますか。
私が本を読むのは次のような理由があります。
読む本すべてにそんな真面目な理由なんてないよ、、
もちろん私も立派な理由だけではありません。
肝心なのはその理由自体ではなく、どんな理由であれ明確にすることです。
極端な話、「暇つぶしのために読む」でも「お洒落な表紙に惹かれたから読む」でも問題ありません。
どんな理由であれ、明確に思い浮かぶのであれば、あなたにとってその本を読む価値はあります。
逆に私の経験上、理由が曖昧なままなんとなく選んでしまうと、読んでから後悔します。
動機が薄い本を読んでも満足感が得られることは稀です。
読む本を最終決定する前に一度だけ、どうして自分はその本を読むのかしっかりと考えてみましょう。
本軸:その本は質がいいかどうか
自分軸を意識したら、次は本軸で考えていきましょう。
無数にある本の中から、質のいい内容の本を選ぶために重要なのは以下のことです。
著者のプロフィールから判断
自分軸のところでも著者を確認する必要性をご説明しましたが、ここでの観点は内容の信頼性です。
あなたは次の2冊の本がある時、どちらをより読んでみたいと思いますか?
②の野球経験者ってだけだと少し弱いかなって感じがするし、①の方が読みたいな
もちろん本として出版されている時点で、誤った情報は限りなく少ないでしょう。
しかし、書く人によって情報の質に差は出てしまいます。
私は本を手に取るとき、必ず著者の紹介を読みます。
著者がどのような分野の専門なのか、どのような実績があるのかを確認するのです。
特に同じテーマの本でどれを読もうか迷った時は、著者の比較で選ぶのがおすすめです。
もちろん、実績があるから必ずしも良い内容の本が書けるとは限りませんが、よい本を選ぶ可能性は高くなるでしょう。
文章が読みやすいか
本を手に取ったら、パラパラとページをめくってみて文章が読みにくくないか確認してみてください。
難解な分野で理解が難しいとしても、文章自体がシンプルかつ簡潔であれば問題ありません。
1文がやたら長い、まわりくどい表現が多いと感じるなど、なんとなく読みにくいと感じる場合は要注意です。
文章自体が読みにくいと感じる本の著者は、「読者に有益なことを伝えたい」という意識が希薄です。
言い方は悪いですが、著者の自己満足で書いた本かもしれません。
逆に、分かりやすい文章で書かれている場合は、著者が「読者のためになる情報を伝えたい」という気持ちが強い本です。
よって、必然的に有益な情報が手に入る可能性が高いです。
とはいえ、本を選ぶ際に毎回そこまでじっくりと本を読むわけにはいかないので、冒頭の「はじめに」を少し読んだ感覚で構いません。
ぜひ、本を手に取ったら意識してみてください!
まとめ
いかがだったでしょうか?
どんなに速く本を読むことができるとしても、人生で読める本の数は限られています。
であれば、できるだけ後悔しない本選びをしたいですよね。
もちろん、本を選ぶ際に他の人のおすすめはとても参考になります。
しかし、最終的に自分にとってのいい本は自分にしか分かりません。
自分でいい本を見極められるようになれば、あなたの読書ライフはもっと楽しくなることでしょう!
今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
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